オープンデータプラットフォーム「odp」をアップデート!
目次
当社連結子会社である株式会社B Inc.(本店:福井県鯖江市、代表取締役社長:田中浩二、以下B Inc.)は、当社が連携協定を締結している福井県鯖江市と連携して、オープンデータプラットフォーム「odp」に新機能の追加を図りアップデートしました。
■オープンデータプラットフォーム「odp」について
オープンデータプラットフォーム「odp」とは、自治体等が保有するデータを5つ星オープンデータとして公開できる仕組み(プラットフォーム)です。(以下「odp」)
■新機能の概要
- ・オープンデータの生成自動化
- 鯖江市が組織内で利用しているデータをオープンデータとして手間をかけずに公開できるようデータ生成を自動化できる機能を追加しました。
- ・オープンデータの見える化
- オープンデータの利用を増やしたり、市民活動に活用してもらったりするために、オープンデータを数値のみならずグラフ化して見ることができる機能を追加しました。
■経緯
「odp」利用団体である福井県鯖江市において、2025年に市民活動30周年を迎えるにあたり、オープンデータの利活用促進に向け課題整理を行いました。
その上で、オープンデータがより良く「流通する場」「活用できる場」の提供を目指し、福井県鯖江市とB Inc.が連携し、「odp」に新機能の追加を図りアップデートすることになりました。
■今後の発展
今回の新機能の追加はオープンデータの利用しやすい環境づくりのスタートの位置付けです。引き続きオープンデータの価値向上を目指し、5つ星オープンデータであるLinked- RDF形式データを簡単に取り扱えるようグラフ等の追加や新機能の追加を進めていきます。
進めるにあたっては、地域課題の解決に向けて連携協定を締結している国立大学法人福井大学 大学院工学研究科に加わっていただくとともに、「odp」の利用者である地域活動団体等の意見を反映することで、産官学民が共助しながら取組んでいきます。
併せて、福井県鯖江市における取組みをロールモデルとし発展させながら、類似自治体にオープンデータを活用した地域活動が波及していくよう「odp」を広げていきます。